対ゴキゲン中飛車:序盤の考え方

ゴキゲン中飛車に対しては超急戦しかやらないので
他は知らなくてもよいなんてことはなく相手はどこかで外してくるだろう。

まず△3二金は考えられる。
新規棋譜12手

将棋会館での対局は一局だけだがこの形だった。
この時にすぐに▲2八飛としてはいけない。
早くも得を失うことになる。
というのもここで相手は安易に△2三歩としようものなら
▲3四飛と横歩を取られてしまうからだ。
つまり▲2八飛は横歩取りのチャンスを逃してしまう。
また△3五歩が早すぎると逆用される可能性がある。
新規棋譜21手

この△3二金の後の展開

・浮き飛車の可能性を残していれば急戦
浮き飛車を銀で圧迫して有利に持ち込む。
5筋と3筋に位を取る格好だがこの一間開きの位は不安定であるが
居飛車穴熊にすると活きてしまうため負担にすべく急戦にする。

・早々に一段飛車を明示したか銀の進出を急いだ場合は持久戦でもよい
このタイプは位を2つ取らないので穴熊にしても対応できる。
▲3六歩~▲3七桂(もしくは▲3五歩の仕掛け)の活用ができれば戦いにできる。


次に△5五歩をあきらめて△6二玉としてくることもある。
新規棋譜8手

模様としては
・角交換振り飛車
・△3三角戦法
・前述の△3二金に合流

いずれも互角としか言いようがない。
この段階で明快な対策はなくこれからの将棋。


少数派だが△9四歩もありうる。
新規棋譜8a2手

この変化だけはやや特殊で「一直線穴熊」定跡を勉強する必要がある。
考え方は△6二玉の回避策に似ているが一手の価値が違うため
一直線穴熊にして端歩を緩手にすること。

一直線穴熊の定跡本は双方玉側の端歩を突かない内容がほとんどなので
先手番で穴熊にできて後手は端の一手の遅れが出る。
後手美濃囲いからの速攻だと端歩を中央に使った方が明らかに良い。
後手穴熊だと一手の遅れで金銀の連結不備を突かれる、揺さぶりの遅れ等で明らかに損。

これらを踏まえた上で一直線穴熊にすると作戦勝ちが狙える。

狙いが外されてもその先も対策していれば全体の勝率も格段に上がる。
勉強量は多くなるが理論武装してしまえば何も恐れることはない。

現状この中で一番面倒なのは変化が多すぎる△6二玉回避型か。
しかしこの手はゴキゲン中飛車をあきらめているので別の将棋だと思った方がいいかもしれない。

対ゴキゲン中飛車で覚えるべきこと
・超急戦の定跡
・△3二金回避策の定跡(独自の研究が必要)
・△9四歩に対する一直線穴熊

どうでもいいが超速は嫌いなので指しません。

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